僕たちが生きる現在の「資本主義」の世界では。
住む場所に困るわけでも、食べるモノに困るわけでもない。
インターネットを介して多くの人達と胸の内を共有できるし、心が救われる言葉に巡り会うこともできる。
これから先の時代も無宗教者的な方々は、増えていくことが容易に想定できる。
一方で、2割の勝者と8割の敗者。
弱肉強食の「資本主義」においてどう考え、どう行動するのか?
「生き死に」とは別の「哲学的な見地」から、各々の人生をより深く考えることが求められると思う。
そこで、今回の真田孔明の「禁断のオンラインサロン」動画・音声では、A.I.普及で求められる「生」の哲学などについてお話させて頂いた。
「物理時空」の法則
僕たちが毎日プロテインやアミノ酸をしこたま飲みながら「筋トレ」をしたとしても。
胸筋がボリュームアップして3メートルを超えたり。
体重300KGのゴリゴリマッチョになれるなどということは。
人間の体の仕組み的には起こりえない。
水や食料を蓄積・保管しようとしても賞味期限があるし、モノによっては場所も取ることになるため、無限に蓄え続けることは絶対にできない。
人間の身体だったり食料だったり、物理時空上の重力や空間、時間といった法則に制限されるものであれば。
上位層と下位層の差はそれほど広がらない。
逆に物余りの現代社会では、お金持ち程、カロリー制限を心がけているし。
必要な分の食材しか、手元におかないようにしている傾向が多い。
なるべく新鮮なものや、製造されたばかりの新しいものを口に入れたいので。
賞味期限ギリギリだったり超えているものなどは、手元に置かない。
「物理時空」から乖離した「データの世界」
一方で「お金」という概念は、
現代社会ではドンドン物理時空から乖離していっている。
昭和の時代は、お金を「現金」として持ち続ける方も多かっただろうが。
近年であればクレジットカードや電子決済サービスなどが台頭してきたこともあり。
「お金はデータである」
という状態化がさらに加速している。
「データ」は、物理時空上で見たり触れたりできないものであり。
あくまでも、概念的なもの。
すると、身体や食べ物に見られたような物理法則は一切適用されない。
だから、スケールメリットを活用することで増殖させようと思えば、どこまででも増やすことができてしまう。
1,000万もデータ
1億もデータ
10億もデータ
100億もデータ
銀行通帳の中の、数字の桁が変わるだけ。
自ずと、資本主義社会における「資本格差」。
持てる者と持たざる者の格差というものは、比較にならないほどの圧倒的なものになってくる。
もう1つの「人生=シアワセ」と思えるモノ
インターネットを介して、リアルタイムで情報がやりとりされている社会。
インスタやTwitterには、優雅なホテルや高級車などがアップされる。
労働して過酷な毎日を送っている者にとっては、道理に合わないと感じてしまう。
自由競争ゆえの理不尽。
これからA.I.とロボットの普及により人間の仕事が奪われて、食べていくのが困難になるかもしれないというお話があるが。
自動化によって仕事が減ったとしても。
合理化された給料の中で普通に安くご飯が食べられる環境は続くのではないかと思う。
ただ、心配なのは。
どんどん電子化されることで人間がブロイラー化され、欲がなくても生きられて。
生物学的に生きているだけになってしまわないかということ。
日本が再び経済大国になることはない。
というのは、シンガポールや香港、過去の日本を分析すると明らか。
そんな日本でこれから10年、20年生きていくため重要になることとは?
なんとなく毎日をただ過ごしていては出てこない類のモノであるため。
できる限り様々なジャンルを探し求め、自分自身の見つめ直すステップが必要になる。
その上でいかに能動的に哲学的にセットできるか?が強く求められていると思う。
今回の真田孔明の「禁断のオンラインサロン」動画・音声では、
・シルバー世代のダンス市場の現状とは?
・「ケイタ式」で必要になる2種類の商品とは?
・スリークエスチョンのその先に存在するものとは?
・必ず生涯食べていけるスキルとは?
・マスターヒロさんのヤバいコミュ力とは?
・孔明ギミックの種明かしとは?
・年収とコミュニケーション能力の関係とは?
・お買い物する人と欲の関係とは?
・会社経営で売上よりも大切なモノとは?
・A.I.普及で求められる「生」の哲学とは?
・現代社会で宗教を信仰する人の特徴とは?
以上に関して触れながら、1時間38分7秒に渡ってお話しさせて頂いた。