アルトコイン暴落定期が発生しています。どんな投資商品でも、右肩上がりで上がり続けるものはありません。必ず調整が入り、上がりすぎたものは、下がります。
アルトコインの場合は、半値戻しになるケースをよく見かけます。
2018年1月16日、24時間で、時価総額上位10位が、軒並み20%以上の暴落相場に突入しています。
1月17日午後で、暴落は一段落したようです。
こういう時に、20%以上暴落していない銘柄・40%を超える暴落をしている銘柄は、動きに特徴があるものとして、チェックする必要があります。
Cryptocurrency Market Capitalizationsの2018年1月16日午後のリストを参考にすると・・・
時価総額上位で、7日間で、40%以上の程度調整が入った銘柄は・・・
Ripple(XRP)、TRON(TRX)、RaiBlocks(XRB)、Verge(XVG)、Siacoin(SC)、BitConnect(BCC)、Bytecoin(BCN)、BitShares(BTS)、Dogecoin(DOGE)、Dragonchain(DRGN)、DigiByte(DGB)、SALT(SALT)、Hshare(HSR)、WAX(WAX)、Loopring(LRC)、Dentacoin(DCN)、Basic Attention(BAT)、Aion(AION)、FunFair(FUN)、Ethos(ETHOS)、Dent(DENT)、Power Ledger(POWR)、ReddCoin(RDD)、Kin(KIN)、Experience Points(XP)、Substratum(SUB)、Nexus(NXS)、Request Network(REQ)、aelf(ELF)、MediBloc(MED)、Iconomi(ICN)、Nebulas(NAS)、DigitalNote(XDN)、BitcoinDark(BTCD)、ChainLink(LINK)、Neblio(NEBL)、Cobinhood(COB)、PACcoin(PAC)、Quantstamp(QSP)、Santiment Network Token(SAN)、BLOCKv(VEE)、Storj(STORJ)、Bibox Token(BIX)、Storm(STORM)、Red Pulse(RPX)、Po.et(POE)、Enjin Coin(ENJ)、Time New Bank(TNB)、XTRABYTES(XBY)、DeepBrain Chain(DBC)、AppCoins(APPC)、ETHLend(LEND)、SingularDTV(SNGLS)、Dynamic Trading Rights(DTR)、Achain(ACT)
アルトコインブームの時に資金が入りやすく、逃げやすい銘柄ということができます。よくTwitterで呟かれていた銘柄も入っています。
各銘柄のチャートを見て、記憶しておくことで、次回のアルトコインブームを乗りこせる可能性があります。
1次アルトコインブーム:2017年4月1日から
2次アルトコインブーム:2017年11月1日から
(2018年1月16日付近で暴落発生)
と定義して。
2次アルトコインブームから銘柄を選択して、1次・2次ブームの際の動きを分析してみました。
6つのアルトコインを選定して比較してみる
対象は、Ripple(XRP)、Siacoin(SC)、Bytecoin(BCN)、BitShares(BTS)、Dogecoin(DOGE)、DigiByte(DGB)です。
2017年1次アルトコインブームは、4月1日スタート → 高値 → 半値戻し → 底値 に要した期間と取引量の倍率推移。
2017年2次アルトコインブームは、11月1日スタート → 高値 → 半値戻し に要した期間と取引量の倍率推移を見てみます。
アルトコインブームで、どの銘柄が早く反応しているか?
2017年1次アルトコインブームでは、
XRP → BCN → DOGE → DGB → BTS → SC の順で反応しています。
反応順によって、半値戻しまでの期間が短くなっています。反応が早ければ、半値戻しまでの期間が長く、反応が遅ければ、半値戻しまでの期間が短いです。
2017年2次アルトコインブームはどうだったか?
ほとんど同じだけれど、BTSがわずかに速いという結果になりました。
1次と2次で大きな差がないのが、SCでした。
ということで、アルトコインで、チェックしておくのは、XRP、BTS、SCと結論付けます。
それにしても、半値戻しの期間が、2次ではわずか10日間というのは、恐ろしいです。
市場参加者が多くなり、情報伝達スピードが速くなっていることが要因で、次回、2018年7月頃?に発生するアルトコインブームは、さらに期間が短くなる可能性があります。
Dogecoin(DOGE)は、他のアルトコインとチャートの動きが異なるので、別途チェックしておく必要があります。
DOGEの場合は、対ビットコインの価格で、2014年2月、9月、2015年6月、2016年1月、2017年5月、2017年12月と、山を迎えているという特徴があります。
6ヶ月から9ヶ月周期です。
Dogecoinは、開発が止まっているとされているので、将来性による買いではなく、他のアルトコインを購入するためなどの需要による可能性が高いです。
DOGEが上がり、次にDOGEで購入できるアルトコインが上がるということです。
ビットコインよりも下げない銘柄は?
ビットコインの変動率を基準として、7日間で、大きく値を下げていない銘柄としては・・・
SmartCash(SMART)、VIBE(VIBE)、Hive(HVN)、Lykke(LKK)、SuperNET(UNITY)、Walton(WTC)、NEO(NEO)、Particl(PART)、Ardor(ARDR)、Emercoin(EMC)、EOS(EOS)、Gulden(NLG)、Gas(GAS)、XPlay(XPA)、Quantum Resistant Ledger(QRL)、Bitcore(BTX)、VeChain(VEN)、MinexCoin(MNX)、Cryptonex(CNX)、Byteball Bytes(GBYTE)、QASH(QASH)、Ethereum Classic(ETC)、BridgeCoin(BCO)、Peercoin(PPC)、Bitcoin Gold(BTG)、Namecoin(NMC)、iExec RLC(RLC)、Ethereum(ETH)、Skycoin(SKY)、SpankChain(SPANK)、ZClassic(ZCL)、NAV Coin(NAV)、GameCredits(GAME)、Monero(XMR)、Bitcoin Cash(BCH)、Counterparty(XCP)、DEW(DEW)
といったところでしょうか。
中でも、強いのが、Lykke(LKK)、NEO(NEO)、Gas(GAS)、Resistant Ledger(QRL)、Cryptonex(CNX)でした。
上昇スピードと下落スピードが速いアルトコイン
ビットコインよりも下落スピードが遅いアルトコイン
両方を知っておくことで・・・
上昇のスピードが速いアルトコイン → ビットコインへ → ビットコインよりも強いアルトコインへ
といった戦略も可能になります。
日本の税制では、ビットコインでアルトコインを購入しても、課税対象となりますので、このあたりは税制を考慮して、トレード前に戦略を明確にしておく必要があります。