2018年10月23日に、コインチェック(Coincheck)から、「仮想通貨取引説明書・利用規約改正のお知らせ」というメールが届きました。
内容としては・・・
2018年10月29日、お客様交付書面である「Coincheck 仮想通貨取引説明書」「Coincheck 利用規約」を下記の通り一部改正とさせていただきます。
というもの。
コインチェックは、2018年1月26日、仮想通貨/暗号通貨ネム(XEM)が、当時約5億2,300万分流出したため、新規の口座開設、一部の仮想通貨の入金・購入が停止されていました。
コインチェックは、アルトコインの取扱いが多く、事件が発生するまでは、取引量が多い取引所の1つでした。
当時の取扱いアルトコインは12種類・・・
イーサリアム(ETH)イーサリアムクラッシック(ETC)リスク(LSK)ファクト(FCT)リップル(XRP)ネム(XEM)ライトコイン(LTC)ビットコインキャッシュ(BCH)ダッシュ(DASH)ジーキャッシュ(ZEC)モネロ(XMR)オーガ(REP)
この内、2018年6月18日付けで、ダッシュ(DASH)ジーキャッシュ(ZEC)モネロ(XMR)オーガ(REP)の取扱が中止されています。
終値一覧は・・・
「取扱い通貨の終値一覧」で確認できます。
仮想通貨交換業者は、2018年(平成30年)になってからは、まだ金融庁により認可されていません。全て2017年(平成29年)9月29日、12月1日、12月26日に認可・登録されたところばかりです。
2018年10月29日に利用規約の一部改定ということは、この日にコインチェックでの取引・新規口座開設が再開されるかもしれない!ちょうど、コインチェック株式会社の株式を取得して、親会社となったマネックスグループ株式会社の決済説明会があり、この席上で発表があるかもしれない!と期待が持たれていました。
しかし・・・
当日は何も発表はありませんでした。
期待はずれだったことが1つの要因となり、10月16日から続いていたヨコヨコ相場から、大きく売られて、1BTC=6,210米ドル台まで急落。
(*ヨコヨコ相場は、ビットコインETF承認のためのメイクではないか?というお話が一部から出ていました。)
10月30日には、13時台に、「新規口座開設、一部仮想通貨の入金・購入再開のお知らせ」が出たものの、上昇するには至っていません。
ビットコインの価格下落に伴って、アルトコインの価格も下落しています。
新規の資金流入がなければ、価格が上昇しづらい状況になっていると言えます。
仮想通貨/暗号通貨の価格の先行きは不透明ですが、
証券会社をグループ企業に持つ
・コインチェックが再開したこと
・SBIバーチャル・カレンシーズが稼働していること
さらには、
・Yahoo、サイバーエージェント、メルカリ、LINEなどが参入すること
など大手企業が参入するので、業界自体の先行きは明るいと言えます。
年末にかけて、ここから大きく価格は上昇していくのか?
2013年:上昇 → 下落 → 上昇
2014年:下落
2015年から2017年:上昇
2018年のチャートの形としては、2014年に似ていると言えます。