歴史を振り返るとおよそ10年に一度、大きなビジネス革命が起きている。
1990年代に入り、「インターネット」が登場したことで、「ビジネスモデル」は、劇的な進化・成長の時期を迎え。
「Amazon」誕生以降は、たったの10年で、それまでが生易しいものだったと思うほど急激に変化している。
これからの10年。
僕たちを待ち受けるミライは一体どうなってしまうのか?
今回の真田孔明の「禁断のオンラインサロン」動画・音声では、一つの「ビジネスモデル」が10年もたない時代の生き方とミライを研究する重要性についてお話させて頂いた。
「ビジネスモデル」が10年もたない時代
1990年代に「インターネット」が登場してからたったの20年足らずで。
「ネットワーク」を背景に、記録的なスピードで新たな「プラットフォーム」が次々と誕生。
「Amazon」は、通販のシステムを学び、「デジタルテクノロジー」を駆使した、顧客情報分析技術を学び、新たに到来した、「インターネット」上を拠点にし。
ありとあらゆる商品を格安で販売し、アメリカ本土に留まらず、世界中の人たちを顧客として囲い込んだ。
「Amazon」に代表される、インタネット上の「プラットフォーム」の台頭は「eコマース革命」と呼ばれているが。
この革命はじまったばかり。
これから本格的にA.I.、ロボット、VR、ARなど続々とリアル登場してくることで。
「買い物」という体験そのものが、今日時点の「常識」とは全く別物に進化成長を遂げる可能性が高い。
ビジネスにおいても今稼げる方法であったとしても、ある日急激な変化とともに、全く稼げなくなってしまう可能性がある。
世の中の流れは、僕たちを待ってはくれない。
世の中に合わせて僕たちが変わっていく必要がある、ただそれだけ。
外資系企業の生き残り戦略
孔明
「外資系社長のTさんは、電気自動車(EV)が入ってきた後のことはどのように考えているのですか?」
世界の自動車メーカーが、2030年までに100%EVと目標を掲げているが。
エンジンの構造が大きく変わるため、どれくらいのスピードで置き換わっていくか?がポイント。
日本のエンジン製造技術は職人技であるため、スーパーコンピューターでも確率論はわからないようで、外資系企業が真似することは難しかった。
しかしEVになるとミニ四駆やラジコンと同じレベルで製造できるため、重要になるのは、自動運転や制御機能といった部分になる。
AppleやGoogleが車を作る流れになっているように、既存の自動車関連企業の優位性がなくなり、エンジンで飯を食べているメーカーは窮地に立たされる。
また日本は人口が減り若い人たちの車離れがひどく、車ならTOYOTAやHONDAという常識がない状態になっているため、国産車は売れなくなる。
自動車大国日本の凋落が迫る中。
Tさんの会社はどういう戦略を持ち、シェアを勝ち取り生き残っていくのか?概要をお話頂いた。
ガラパゴス日本の10年後のミライは?
4月にTさんがシンガポールに行った時のこと。
日本の空港カウンターでワクチン3回接種の証明書を見せたところ。
「英語の部分が中途半端でわからない点があります。」
と指摘され、変更のため区役所に申請を出し、郵送してもらったという出来事があった。
シンガポール入国に際して、証明書のチェックはないのだが、日本の空港カウンターでのチェックのためだけにこのような手間が発生した。
僕の場合、シンガポールに入国する際は。
マレーシアでワクチンを接種したので、管理アプリに表示されるQRコードを申告アプリにアップロードするだけでOK。
マレーシアではワクチン接種だけではなくPCR検査を受けると、申告せずとも自動的に結果がアプリに反映される仕組みになっている。
このようにシステムだけで見るとマレーシアやシンガポールのほうが、日本よりもいつの間にか合理化されている。
マレーシアでは10年以上前から、ドミノ・ピザを頼むと、配達バイクがどこにいるのかオンタイムで地図に表示されているし。
電子決済は、Touch & Goで統一されており、現金を一切持たずともアップルウォッチだけで生きられてしまう。
シンガポールやハワイも同様で、政府中心での意思決定によりスピードが早く統一されている。
日本だけが狭い国土の中で仕組みが乱立し、時代の流れに乗り遅れてガラパゴス化してしまっている。
それゆえビジネス面ではアナログの仕組みを活用して稼ぐことができるといういいこともあるかもしれないが。
すでにガラパゴス化している日本が、10年後のミライにはどういう状況になっているだろうか?
40代の僕たちは、
「10年しか働ける年月がない」
と死にもの狂いで駆け抜けないと・・・
50代で路頭に迷ってしまいかねない。
ただ状況は日々刻々と変化するため、今のうちから、いざという時の「想定」をしておくことが重要になる。
その一環として「禁サロ」では、様々な角度のテーマから、みんなで語り合いながらミライを研究する時間を設けていく。
今回の真田孔明の「禁断のオンラインサロン」動画・音声では、
・「ロイ式」二期生のトップ月商とは?
・「ケイタ式」80日での最速売上高とは?
・U君渋谷隊デビューの感想とは?
・「ビジネスモデル」の移り変わりとは?
・米国「シアーズ」が破産した原因とは?
・A.I.の台頭で世の中はどう変わるか?
・VRのミライとは?
・「eコマース革命」のこれからとは?
・今後予定している真田城でのイベントとは?
・外資系社長Tさんの「想定」する自動車業界のミライとは?
・マレーシア・ジョホールバルがアツい理由とは?
・ミライの交通手段とは?
・日本がガラパゴス化している原因とは?
以上に関して触れながら、1時間25分43秒に渡ってお話しさせて頂いた。