現在は、日本円での取引が大きく減少しています。2018年10月に入ってから、韓国ウォン(KRW)の取引量が大きくなっています。
過去の推移を見ると、2017年5月から12月まで韓国ウォン(KRW)10%から20%近くを占めていることが分かります。
韓国ウォン(KRW)の流入があると、仮想通貨/暗号通貨の価格が上がりやすいという傾向が読み取れます。
韓国ウォン(KRW)の取引量が多い取引所は、ビッサム(bithumb)です。
取引ボリュームが多いアルトコインは、値動きに注目しておくと良いです。
日本の仮想通貨/暗号通貨取引所では、2018年に入ってから、ハッキングによる仮想通貨/暗号通貨の流出などにより、金融庁からの指導・命令が入り、新規の資金が流入しにくい環境下にあります。
新規の仮想通貨/暗号通貨(アルトコイン)の取扱いが難しい環境下にあります。
コインチェック(Coincheck)では、2018年6月18日付けで、匿名通貨である、ダッシュ(DASH)ジーキャッシュ(ZEC)モネロ(XMR)などの取扱いが中止となりました。
コインチェック(Coincheck)の取扱い通貨と価格推移
コインチェック(Coincheck)では、取扱い通貨の終値一覧が確認できます。
2017年11月から各月1日の価格を引用して、
・2017年11月1日と2018年11月7日の価格比較
・高値と2018年11月7日の価格比較
をしてみると・・・
・2017年11月1日と2018年11月7日の価格比較
XRPとBCH:プラス
BTCとLTC:ほぼ同じ
その他:マイナス
・高値と2018年11月7日の価格比較
BTC以外ほぼ70%以上の下落率となっていて、
XEMとFCTは、90%を越えています。
・仮想通貨/暗号通貨の価格が底を打った
・プロジェクトの開発が止まらない、問題が発生しない
といった前提だと、大きく調整をくらっているほうが、期待値が高いと言えます。
10月15日にビットコイン(BTC)が大きく上がりましたが、
・10月15日の価格上昇率
・10月31日以降の上昇開始日と上昇率
・cryptomisoでのランキング
を比較してみると・・・
Lisk(LSK)は、期待値が高いと言えます。
ただ、これは、2018年11月8日現在での検証結果になるので、コインチェック(Coincheck)が全面的に取引を再開したタイミングでは、異なっていることが想定されます。
韓国では、2018年11月現在、仮想通貨/暗号通貨の取引利益については、非課税とのこと。2019年度からは、課税対象となることから、年末に入ったタイミングで、韓国ウォン(KRW)の取引量が増大しているという見方があります。そうだとすると・・・2018年内に利益確定して、逃げるということになりますので、韓国ウォン(KRW)の動向は注視しておく必要があります。