TradeOgreで、トレードペアの出来高の内訳は・・・
QUAN、DERO、XHV、XTL、GRFT、XNV、TRTL、XRN、SUQA、LOKI
と見慣れないアルトコインが並んでいます。
それぞれの特徴を見ると・・・
・時価総額:低い
・現在供給量:総供給量の割合に対して少ない
・タイプ:コイン
・アルゴリズム:CryptoNight
・承認方法:PoW
が共通点として見られます。
*CryptoNight・・・
CryptoNoteで使用されているPoWのアルゴリズムです。
CryptoNightは、CryptoNoteプロトコルの実装の1つ。
プロジェクトの主な目的は、マイニングでのPCと特殊なASICデバイスでの差を産まないこと。
*CryptoNote・・・
分散された匿名通貨(プライバシー指向のデジタル通貨)を強化するアプリケーションのレイヤー(層)プロトコルです。
送信者のパブリックキー(公開鍵)を他のキーとグループ化することで、誰が送信者であるかがわからなくなります。
Bytecoin (BCN)が最初に実装し、2012年7月4日に公表しました。
*プロトコル・・・
複数の者が対象となる事項を確実に実行するための手順について定めたもの。
*PoW・・・
Power of Work(仕事の証明)
取引承認の合意形式の1つ
*ASIC・・・
Application Specific Integrated Circuit、エーシック
特定用途向け集積回路
特定の用途向けに、複数の機能回路を1つにまとめた電子部品のこと
まとめとしては・・・
・CryptoNote>CryptoNight
・マイングで差を産まないため
・Bytecoin (BCN)ベース
・匿名通貨、送信者が識別できない
匿名通貨については・・・
匿名通貨については、マネーロンダリングなどの懸念から、規制があり、日本の取引所では取扱いがなくなりました。
コインチェック(Coincheck)が、仮想通貨交換業者に正式に登録されず、みなし業者となっていたのは、匿名通貨の取扱いがあったためだと言われています。
ただ、海外では、Gemini取引所が、2018年5月15日に匿名通貨Z-Cash(ZEC)の取扱いを開始しました。
Geminiは、ニューヨーク州のビットライセンスを取得していて、CBOEの先物決済のドル建て価格の参照先です。
GeminiのZ-Cash(ZEC)取扱いにより、匿名通貨の地位は大きく変わりました。
やはり匿名通貨は、一定の需要があるので、全てが廃れることはないと考えます。
TradeOgreでは、
・ビットコイン(BTC)建て=66のアルトコイン
・ライトコイン(LTC)建て=11のアルトコイン
の取扱いがあります。
まだまだ時価総額が低く、有名ではないアルトコインが多いですが、時間があるタイミングでチェックしておくと、大きく伸びるお宝が見つけられるかもしれません。
なお、coinlibは、各アルトコインの情報や資金の流れなどが分かりやすく表示されています。
気になるアルトコインがあったら、coinlibを見ると、概要をすぐに把握できます。