マレーシアジョホールバル(Johor Baharu)のヌサジャヤ(Nusajaya)地区を中心に、ジョホールバルには外国人投資家たちが、次から次へとやって来ていて、100%外国人が買えたりするプロジェクトも多い。
外国人投資家の方々が購入している不動産物件は、上がった時に売却してキャピタルゲインを狙うことしかできない不動産物件が多い。
右往左往非常に沢山のプロジェクトがジョホールバルに存在している。ヌサジャヤ地区の不動産物件もその筆頭である。
イスカンダル計画が推し進められているヌサジャヤ地区の不動産物件は投資として良いのか?実はそんなことも無い。
ジョホールバルだったらどこでも投資して大丈夫なのか?実はそんなことも無い。
不動産投資というものに重要なのはロケーション。それはここジョホールバルにおける不動産投資としても同じ事なのだ。
実際に人が住んでくれるのか?外国人駐在員の方々が子どもたちと一緒に家族で住んでくれるのか?シンガポール人が家族と共に住んでくれるのか?ジョホールバル現地の方々が住んでくれるのか?
「いやそこは無理でしょう!誰も住まないから、せいぜいキャピタルゲイン狙いのババ抜きやって終わりでしょう!」
実需の面から見ていくと、ダメダメなプロジェクトが多い。
ジョホールバルでは本当に多くのプロジェクトが日々立ち上がるのだが、その大多数は現地に住んでいる僕なら、絶対に手を出さない類の案件だ。
本当に家賃収入によるインカムゲインが取れるのか?さらにはババ抜きゲームではない、本当に住みたい人に向けた売却によるキャピタルゲインの獲得など、まず無理なのでは無いか?と疑問に感じてしまうエリアとプロジェクトが沢山あるのだ。
いや、むしろ殆ど全てがそんな類のプロジェクトであると言い切ってしまっても過言ではない(キッパリ)。
これは事実だ。
現に今僕が住んでいるエリアでも、「やっちゃってる系プロジェクト」が沢山ある。
「え?このエリアまだできて半年だよね・・・」
なぜかジョホールバルの不動産物件の大多数は、とにかく管理・メンテナンス面がひどくて、酷いところだと完成してたったの半年や1年で、廃墟化の雰囲気ただよう場所も沢山ある。
気候が優れていることもあり、草木の自然もよくよく育つ。動物も昆虫も元気ということで、基礎工事やメンテナンスがしっかりとされていないところでは、自然の脅威に人類の建造物は負けてしまうこともある。
マレーシア国自体、人口も約2,000万人代と少ない割には、日本の国土の90%もあり。とにかく広大な大自然が広がっている感じなので、横へ横へと広げる形で幾らでも開発することができてしまう。
「マレーシアはとにかく開発が下手。」
これはジョホールバルだけでなく、取得クアラルンプールやペナン島も同じことであるのだが、横へ広げる形で開発を続けて行ったとしても、人々の生活がそのエリアに伴わない、、、そう言った、かなり痛いプロジェクトで溢れかえっているのが現状である。
そんな中で、僕たちは投資家としてどんな部分を見ているのか?
アジア最大級の力を持つ華僑系5兆円グループ企業、クオークグループの動きを見く見ているのだ。
クオークグループとはShangri-Laホテルグループを傘下に持つ、ジョホールバルの開発的な面で言うキング的な位置づけの企業である。
僕たちが投資をする際には、必ず「資本の力」「集団の力」が働く。その力のお陰もあり、投資をする前には、僕自身もクオークグループの総裁ファミリーと直接お会いしたこともある。
次期総帥と言われている、総帥の娘婿さんにも、日本に来ていただいた。
5兆円企業の総裁ファミリー。これは僕が個人投資家として凄いからお会いできたのではなく、僕が「資本の力」と「集団の力」をフルに活用出来る、投資ビークルを持つ投資家だから謁見が可能になったのだが・・・。
クオークグループがどこのエリア・街に集中的に投資をしているのか?
どのコンドミニアムをその中でもランドマーク的な位置づけに捉えているのか?
小さく力の弱いデベロッパーの動きではなくて、このキング企業の動きを中心に見続けているのだ。
既に、キング企業もまた、僕たちが「資本の力」「集団の力」を持っていることを知っているので、僕たちに対してまだ未公開のタイミングで情報提供してくれるようになっている。
そんな状態の僕が、個人的に3軒購入したコンドミニアム、僕の仲間たちが同じく投資したコンドミニアムは、、、
全て、たった一箇所のエリアのコンドミニアムのみ!!
華僑系5兆円グループ企業、クオークグループが、約40年間も手塩にかけて地道に開発を続けてきた、ジョホールバルの中心地と言っても過言ではない、高級住宅エリアただ一点なのだ!!
まあ、そもそも、「資本の力」と「集団の力」を活かせる僕たちが、出来レース的に展開出来る、SSクラスの物件以外に手を出すわけがないのだが・・・。
ジョホールバルには非常に沢山のプロジェクトがある。ジョホールバルというキーワードが熱いこともあるので、様々な業者さん・個人が、ジョホールバルに拠点を移し、プロジェクトの仲介業を営んでいる。
深センから来た系、クアラルンプールから来た系、シンガポールから来た系、個人ブロガー。。2010年には僕たち以外まともにジョホールバルを語れているものは少なかったのだが、今では本当に沢山いる。
けれども、その大多数は地元に住む僕たちは手を出さない類のもの・・・。
本当の「資本の力」と「集団の力」を持つ僕たちが手を出さない類のもの・・・。
狙えたとしてもキャピタルゲインのみの、「やっちゃってる系案件」だったりするので、これは特に投資を始めたばかりの場合や、資本(金融資産)に余裕が無い現役サラリーマン投資家の場合は、注意が必要なのだ。